男性なら知っておきたいネクタイマナー!ネクタイの結び方(締め方)種類とは?

ネクタイ選びでは、カラーと柄を考えることはあっても、結び方まで意識している方はあまりいません。しかし、ネクタイは結び方もスタイルを決める重要なポイントになります。

ここでは、色々あるネクタイの結び方をご紹介します。是非、ネクタイを結ぶ際に参考にして下さい。

首元は視線が集まりやすい部分です。今一度ネクタイの結び方を確認しておきましょう。

ネクタイの結び方で印象が変わる!

豊富な種類の結び方がある

ネクタイの結び方には、簡単なものから凝ったものまで、種類が豊富です。ネクタイの結び方を使い分けることにより、効果的なメリットを得ることもできます。

まず1つ目は、まわりに与える自分の印象を変えることができることです。結び方を変えることで、まわりの人の視覚情報に変化を与えます。その結果、周りが感じる自分の印象も変化し、自分のイメージをコントロールすることに繋がり、男性にとってネクタイの結び方というには、重要なオシャレポイントとなります。

そして2つ目は、各シーンに最適な結び方を使い分けることができることです。ネクタイの結び方と一言でいっても、ビジネス向き、フォーマル向き、カジュアル向など、各シーンに合った結び方が存在します。服装マナーの観点から見ても、適切な結び方を選ぶことは素敵なことです。

ネクタイの結び方は種類によって難易度が違うので、初心者の場合は簡単なものから挑戦し、慣れてきたら難しい結び方にも挑戦していきましょう。

ネクタイ結びで押さえたい注意点

基本的にネクタイは、ネクタイ先がベルトにかかるかかからない長さがベストです。長すぎでも短すぎても格好が悪く、見栄えが良くありません。

たとえば、ネクタイピンを付ける場合であれば、スーツ第一ボタンの少し上に付けるようにし、ボタンを留めた時にチラッと見える程度の位置がおすすめです。

また、最近は、若者向けネクタイピンも販売されているので、興味のある方はチェックしてみましょう。ネクタイが邪魔にならないので、案外、便利に身につけられるアイテムです。

そして、ネクタイというのは、あくまでもスーツやシャツとのバランスで、美しさや格好良さが決まってきます。シャツは、ジャストサイズにし、スーツシルエット、ネクタイの結び目の大きさや幅など、これらのバランスが取れていることも大事なのです。

なので、鏡で自分のスーツスタイルを見る際には、全身を映して確認するようにしましょう。

シーンに応じたネクタイマナー

ビジネスシーン

ビジネスシーンでは、派手柄ネクタイはイメージが下がるのでNGです。柄の入っていない無地ネクタイが無難でおすすめです。

柄入であれば、模様が小さく控えめなデザイン、線が細いストライプなどは良いです。カラーは、各シーンに適したものを身につけることで、印象はアップします。

会議やプレゼンでは情熱的な赤系、契約や商談では誠実で落ち着いく青系、飲み会や接待ではコミュニケーションカラーの黄色系がおすすめです。

オフィスカジュアルOKな会社であれば、柔らかな印象になるニット系タイもおすすめです。無地でもカジュアル感が出て、色や柄が入ったシャツとも相性OKです。

ジーンズやチノパンを履く場合カジュアル過ぎになるので、ラフパンツの時はフォーマルネクタイを合わせましょう。

結婚式・二次会

結婚式では、光沢感のあるものを選ぶと、華やかで品のある印象になります。シルバーグレーやシャンパンゴールドなどは、ゴージャス感があって外さないアイテムです。

マナー違反になるのは、アニマル柄や黒ネクタイです。これらは祝いの場に適さないので、カジュアルネクタイがOKな二次会でも選ばないのが正解です。

葬儀・通夜

葬儀や通夜では、弔辞用ネクタイが基本です。光沢のない黒無地が決まりです。

ネクタイの結び方には色々ある!

プレーンノット


プレーンノットは、ネクタイ結びにおける基本の結び方です。着脱によるタイ損傷も少なく、万人から支持されているスタイルです。

プレーンノットは19世紀中頃に登場した結び方で歴史が古く、今日においても使用頻度や応用範囲も高い結び方です。現代では、ふんわりとスカーフのように締めるのがおすすめです。

結び方ネクタイを首にかけ、大剣上で交差させます。

①大剣を小剣の裏側へ回します。

②裏側へ回した大剣を前に巻き付けます。

③大剣を内側にくぐらせ、巻き付けた輪の中に通します。

④大剣を下へ引き、結び目が小さくなるよう整えます。

⑤最後に、小剣をスライドしながら結び目を上げれば完成です。

ウィンザーノット


ウィンザーノットは、左右均等な三角形特徴的な結び方です。ディンプルに品があって、バランスの良いシルエットになります。英国のウィンザー公が流行らせたことが由来とされています。生地は薄手が良く、ワイドカラーシャツと相性抜群です。

結び方

  • 小剣を短くとり、小剣を折り曲げて前にまわします。
  • 大剣を後ろから前にまわします。
  • 通した反対側から外側にまわして、内側から外に通します。
  • 回してできたループに大剣を上から通します。
  • 結び目の形を整え小剣を引きながら、結び目を上げれば完成です。

セミ・ウィンザーノット


セミ・ウィンザーノットは、ウィンザーノットより小ぶりで、程よい大きさの三角形が特徴です。ウィンザーノットで大剣を2回掛けした工程を半分の1回にしています。なので、自然な形のシルエットでありながら、ボリュームが少ない見た目になります。結び方は、左右均等になるように工夫されています。「ウィンザーノットだとネクタイの結び目が大きすぎる」「細いネクタイで細長い結び目にしたくない」そのような場合に重宝する結び方です。

結び方

  • 小剣を短くとってクロスし、小剣裏側へまわします。
  • 裏側へ回した大剣を首の上から通します。
  • 大剣を締めて、ネクタイの形を整えます。
  • 大剣をまわして通します。
  • ループへ上から大剣を通します。
  • 結び目の形を整え、小剣を引きながら結び目を上げれば完成です。

ダブルノット


ダブルノットは、プレーンノットに比べてボリューム感があります。一見すると普通に見えるのですが、気付く方には分かる粋な演出の結び方でもあります。

ノットを彩るズレが大剣を二重巻きすることで出すので、ノットにボリュームが出ます。大きくなり過ぎず、品よく仕上ります。

結び方

  • 大剣上でクロスします。
  • 大剣を小剣の裏側へまわします。
  • 大剣側の形を整えながら2周まわします。
  • 2周まわした部分の輪の中に大剣を上から通します。
  • 通した大剣を下へ引き、結び目が小さくなるように形を整えます。
  • 最後に、小剣を引きながら結び目を上げれば完成です。

エルドリッジノット


エルドリッジノットは、かなり凝った複雑なノットが特徴の結び方です。ネクタイの折り目が特徴的で、遊び心を感じる結び方となっています。

なので、結婚式やパーティーなど華やかなシーンにおいて、周りの方と差をつけたい時にはおすすめです。

結び方

  • 大剣を長くとり、小剣を上・大剣を下にクロスします。
  • 大剣に小剣を巻きつけてループに通します。
  • そして小剣を結び目に巻きつけてループに通します。
  • さらにループに小剣を通します。
  • 最後、ループに結び目を通し、小剣を通します。
  • 小剣を衿に隠せば完成です。

トリニティノット


トリニティノットというのは、ノットの折り目が3つに分かれており、見た目が華やかな印象に仕上がる結び方です。ビジネスシーンではなく結婚式やパーティーの場におすすめです。おすすめは、小さいドット柄など、印象が控えめな柄、または、無地が良いでしょう。

結び方

  • 小剣を長めにとり、小剣を上・大剣を下にクロスします。
  • 小剣を大剣に巻きつけて通し、大剣裏に持っていきます。
  • 結び目の上に小剣を巻きつけて通します。
  • ループに小剣を通し、大剣裏へ持っていきます。
  • 小剣の衿に隠せば完成です。

クロスノット


クロスノットは、ネクタイの結び目が主役の結び方になります。シンプルな中に少し変化をつけたい方におすすめです。プレーンノット同様に、同じ形の結ぶ目と斜めに走る1本の筋が、シンプルな衿元に気の利いた遊び心を感じさせるスタイルに仕上げます。最もクロスノットが映えるネクタイ柄は、シンプルな無地です。その理由は、ネクタイの結び目の存在が際立つので、色柄や色数を抑えることで引き立つからです。結び目が主役のスタイルなので、シンプルな柄でまとめることで、洗練されたオシャレな雰囲気になります。

結び方

  • 小剣を長くとり、大剣を下にしてクロスします。
  • 小剣を大剣に1回巻きます。
  • そして、小剣を大剣に巻いてループに通します。
  • ループに小剣を通して形を整えます。
  • 大剣を上にして下に引っ張れば完成です。

スモールノット


スモールノットは、コンパクトな結び目が特徴です。大剣を軸に小剣を巻く方法なので、ボリューム感を抑える結び方になります。プレーンノットで「結び目にボリュームが出過ぎる」「ネクタイの大きな結び目が苦手」そんな方におすすめの結び方です。

結び方

  • 小剣をねじって大剣下でクロスさせます。
  • 大剣を巻くようして、小剣を前へ持っていきます。
  • 小剣をくぐらせてループに小剣先を通します。
  • 襟元位置まで上げれば完成です。

ブラインドフォールドノット


ブラインドフォールドノットは、ブラックタイ指定が無い結婚式において効かせ技に使えます。ネクタイに存在感が出るので、自分の印象を一変させることができます。結婚式でのスーツスタイルで、スタイルアップが提案できる結び方です。シャツは白ワイド、ネクタイはシルバー系がおすすめです。結び方を変えればオフィスシーンにも活用でき、利便性の高い結び方となっています。

結び方

  • 大剣と小剣をクロスさせ大剣を小剣に巻き付け、裏を通してループを作ります。
  • 大剣を裏に回して、首元から前方へ引き抜いてループに通します。
  • 大剣を軽く引きながら、ノットの形を整えます。
  • もう一度、大剣を裏に回して、喉元裏から前方へ引き抜きます。
  • 小剣を引っ張って結び目を上げたら完成です。

ノンノット


ノンノットは、パーティーシーンだからこそ許される遊び心のある結び方です。まるで前後を逆にしたような結ぶ目は、周りの目を独占すること間違いなしです。少し改まった華やかな席で、効かせ技となるネクタイの結び方になります。

素敵に見せるポイントがあって、左右に巻き込む部分を左右対称にすること、結んだ後は2つの三角形が綺麗に見えるように調整することです。また、強くネクタイを締め過ぎないこともコツです。

結び方

  • 小剣を大剣上でクロスし、襟元内側からくぐらせます。
  • ループにくぐらせ、小剣を大剣下へくぐらせます。
  • 小剣を外側からくぐらせ、大剣の下にくぐらせます。
  • ループに小剣を通して結び目を締めましょう。
  • 裏の小剣を下に引けば完成です。

プレーンノットの変形


プレーンノットの変形は、ネクタイの結び目が自分で作れない方必見の結び方です。ネクタイの結び目となる部分を先に作り、それから自分の首に通す結び方になります。美しい結び目、ディンプル作り、大剣の長調節などが簡単にできるので、ネクタイ結びが苦手な方も安心です。「無器用で結び方に自信が無い」「結び目が作りづらいネクタイを締める」そんな時にはおすすめです。

結び方

  • タイを手に持ち、結び目が表地になるように一回結びます。
  • 結び目がノットになり、ディンプルを作ります。
  • ノットを衿合わせに収まるよう首に掛け、ディンプルに下から指を入れてノットを緩めます。
  • ノットに小剣先を上から差し込みます。
  • 小剣を引き抜いきノットを衿元に納めます。
  • 小剣をノット後ろ側にズラし、大剣のディンプルを崩さないようし、小剣を引いてノットを整えたら完成です。

ディンプル


ネクタイのディンプルというのは、ネクタイの真ん中のくぼみです。弔事の場合を除き、基本的にディンプルを作ります。このディンプルがあることで、ネクタイに立体感が出て生地の質感も分かりやすくなります。

ディンプル無しだと、平坦でのぺっとした印象になり、オシャレ感や洗練された雰囲気がなくなるので、意識的にディンプルを作るようにしましょう。

ディンプルを作りやすいネクタイにも条件があります。

・生地に張りがあってシワになりにくい

・生地に厚みがあってしっかりしている

・ネクタイ幅が細過ぎない

これら3つの条件を満たしているネクタイはディンプルが作りやすいです。

生地が薄くシワになる細いネクタイでは、ヨレてしまう、ディンプルを作る部分がないなど、格好良くネクタイを結ぶことができません。ネクタイ選びでは、生地の厚み、丈夫さ、幅もなども考慮することが、素敵にスタイリングできるポイントになります。

ディンプルの種類


ダブルディンプル

ダブルディンプルは、くぼみが2つあり華やかさや力強さを与えます。また、太い形状のネクタイにおすすめで、ビジネスシーンよりパーティー・結婚式などに向いています。

センターディンプル

センターディンプルは、くぼみがネクタイの真ん中に1つできる結び方になります。

ビジネスシーンをはじめ華やかな場所など、使用する用途は幅広いです。誠さや真面目さなど、しっかりした印象を与えます。

アシンメトリーディンプル

アシンメトリーディンプルは、くぼみは1つで、あえてネクタイの結び目中心を少しズラした結び方です。

オシャレ上級者のテクニックになりますが、主に、カジュアルシーンや遊び心を出してもOKな場などで用いられます。

まとめ

ここでは、色々あるネクタイの結び方をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

社会人の身だしなみでも、襟元というのは第一印象を左右する重要なポイントです。

ここでご紹介した、ネクタイの基本の結び方や応用編などを参考に、是非、自身のネクタイスタイルに取り入れて見て下さい。

ロングネクタイをお考えの方はこちら

フォーマルタイをお考えの方はこちら